木. 11月 21st, 2024

風船の中に六角ナットを入れて軽く振っていると、六角ナットが風船の中を走り始めます。風船を振るのをやめても、六角ナットはしばらく走り続けます。風船の中の六角ナットをよく観察すると、回転しながら走っているのがわかります。回転している物体は、なるべく同じ姿勢のままで回り続けようとします。これをジャイロ効果といいます。風船の中で回転する六角ナットは、ジャイロ効果で風船の内側に対していつも垂直な姿勢をとろうとします。回っているコマや走っている自転車が倒れにくいのも、ジャイロ効果が関係しています。 Faraday Institution JapanのNoamさんが、実際に実験方法を紹介しています。

By Japan Staff/Yoshiteru Yamada

Faraday Japan Manager / Dynacity Corporation CEO